一軒家を有効活用できる!戸建賃貸住宅による賃貸経営の魅力とは!?
実家の土地や家を相続したものの、自分が住むわけにもいかず持て余しているという人もいるだろう。かつては儲からないというイメージがあった戸建賃貸だが、需要の増加に伴って関心が高まっている。賃貸物件に対する価値観が多様化しており、一軒家を賃貸で借りたいという人が増えているのだ。戸建賃貸住宅を利用した賃貸経営には、アパートやマンションとは異なる魅力がある。
戸建賃貸住宅は空室のリスクが少ない
戸建賃貸住宅を借りるのは、子どものいるファミリー層が多い。アパートやマンションに比べて一軒家は、居住スペースが広く部屋数もが多いため、複数で住むのに最適なのだ。子ども一人ひとりに個室を割り当てたり、自分たちの寝室を確保したりなど、家族で生活するなかでもプライベートな空間を作れる点が人気の理由ともいえよう。また、子どもの学年に合わせて引っ越しするケースが多いため、ファミリーの入居期間は比較的長い傾向にある。小学校卒業までに6年、中学も含めると計9年となり、その間は転居しないというファミリーも珍しくない。入居者が長く住む可能性が高い戸建賃貸住宅は、空室のリスクが少なく、安定した家賃収入を期待できる。
戸建て住宅だから売却も可能
戸建て賃貸では、入居者から「このまま借りるのではなく購入したい」といわれるケースも珍しくない。実際に一軒家に住んでみて、住み心地がよかったことから、買い取ってマイホームにしたいと考える人も一定数いるのだ。劣化の激しい築年数が古い家は、当然ながら売却することが難しくなる。快適に住み続けるためには、将来的に水回りやフローリング、壁などの大規模リフォームが必要になるだろう。賃貸物件でも築年数が古くなると借り手が著しく減少するため、売却できるうちに一軒家を売ってしまうというのも有効な手段の一つである。賃貸経営だけでなく売却を選択できることは、戸建賃貸住宅ならではのメリットといえよう。
駅近の立地は重視されない
単身者向けのアパートやマンションの場合は、最寄り駅までの距離が重視される傾向にある。毎日の通勤・通学に電車やバスを利用する人が多いため、賃貸経営においては立地条件が非常に重要なポイントとなる。その点、戸建賃貸住宅の場合は、入居者にファミリー層が多いことから、駅近の賑やかな場所よりも、子育てに適した静かな環境を求める声も少なくない。そのため、最寄り駅まで多少の距離があっても、周辺環境がよければ、戸建賃貸住宅には十分ニーズがあるといえる。
持て余している土地は戸建賃貸住宅へ!
戸建賃貸住宅を利用した賃貸経営は、空室のリスクを抑えて安定した家賃収入を見込めることがメリットにあげられる。相続した土地をそのまま放置していても、固定資産税や都市計画税といった税金を納めなくてはならない。せっかくの土地を有効活用するためにも、戸建賃貸住宅を建てて、賃貸経営に挑戦してみてはいかがだろうか。