作家・経済評論家の木暮太一さんが語るライフプランと不動産投資についての考え方
日本でも医療技術が進化し、食生活も豊かになったことから、人々の平均寿命が伸びている。そのため、誰もが心配しているのが、老後の資金なのだ。経済評論家の木暮太一さんが、資産形成について語ってくれた。今回は、木暮太一さんが語る資産形成についての考え方や、不動産投資になどについて語った考えを記載する。
木暮太一の考える不動産投資の考え方
現在の日本の企業では、いくらパフォーマンスを上げて働いても、日本の経済基盤では、給料が上がらないと語る。そのため、お金を貯めたい時に、給料を上げることを考えない方が良いと言い切りるのだ。そこで、木暮太一さんは、不動産投資を強くすすめている。そして、住宅投資をするためにお金を借りる場合、サラリーマンが一番、金融機関から借りやすいとも語っている。
多くの日本人は、自分のマイホームを建てるときのローンは、リスキーと思わないが、不動産投資のためのお金の借入の場合は、リスキーと考えがちだと語りる。
また、日本人は投資に対して嫌悪感を持ってしまうような、教育がされていた。そのため、多くの日本人は投資に対して尻込みがちであるのではないかと想像している。それを克服して、投資をするためには、自分で投資の勉強をするしか方法はないと彼は考えている。
木暮太一さんが語る日本経済の現在と未来
木暮太一は、今後20年の日本社会は、人と接する機会が劇的に少なくなると予想している。それは、インターネットの普及や、最近の自粛ムードの中、テレワークが導入されていることなどが理由だ。これからは、バーチャル出社が普及し始めたので、職場での人との接点がなくなるというのだ。
そして、会社だけでなく住宅環境でも、孤立化が進んでいるらしいのだ。かつては、近所付き合いがあったものの、今ではマンションの隣人がどんな人なのかも知らない時代だ。これは、よくいうと独立ですが、悪い言い方をすると隔離であるといえるだろう。
この孤立化は、メリットもデメリットもあるが、一番やってはいけないことは、世の中の変化に「ついていかない」と勝手に決めてしまうことだそうだ。
ライフプランは今のままで良いのか?
木暮太一さんは、日本人は今後ライフプランの考え方を変える必要があると言う。彼は、日本人は決断をしない民族だと語る。多くの日本人は決断ではなく、判断をしているらしい。物事を選択する時に、その優劣を調査して、優れている方を選択するのだ。それは、紛れもなく決断ではなく選択である。
木暮太一さんが語る決断は、「よくわからないけどこちらを選ぶ」という選択だ。この決断を取り入れていかないと、これから生き抜くのが困難だと危惧している。数多くの決断をすることで、新しいものをどんどん取り入れる姿勢が必要だと語っている。
木暮太一さんの意見を参考にして考え方を少し変えてみよう
紹介したように、木暮太一さんは現在の日本人たちの資産形成の手法や考え方に警告を発している。特に、日本人は投資に対して嫌悪感のようなものを抱く人が多いと危惧しているのだ。それは、日本の義務教育がそのような教育をしてきたからだ。しかし、今後は考え方を変える必要があると語っている。彼の意見を参考に、決断して住宅投資などにチャレンジして老後資金を確保してみてはどうだろうか。