資産運用や資産形成をするならば、安定性のある不動産投資が一番

毎日会社に行って働かなくても、定期的な収入を生み出す資産を所有していれば、いざという時も安心して生活できる。そのような資産は数多くあるが、中でも安定性が高いのが不動産投資であろう。ただし不動産は、基本的に株式などと比べても値段が高く、簡単に手を出せるものではない。では不動産投資をするならば、どのようなものから始めればよいのだろうか。

不動産投資の王道「アパートマンション経営」

不動産投資と言えば、真っ先に思い浮かぶのがアパマン経営ではないだろうか。日本は戦後人口が増加しており、それに伴いアパマンを建てれば建てるほど、オーナーが稼げる時代があったのも事実だ。しかし、時代は変化し日本は人口が減少傾向にある。そのような中で、アパマンを次々と建てるのはあまり賢明とは言えないだろう。ターミナル駅の駅近など、立地が良ければそれも問題ないだろう。しかし周りに何もないような「辺鄙な場所」に相続税対策でアパマンを建てる地主は多い。全額自己資金で建てるならまだしも、リスクを低くできるかもしれない。しかし、相続税対策の場合には借入金を多くすることが基本であり、その状況でアパマン経営を始めて、入居者が入らない場合には、返済に困ることになってしまう。つまり、ハイリスクハイリターンな投資になってしまう恐れがある。

アパマンに代わる「戸建賃貸投資」とは

そのようなアパマン投資に代わる投資方法がある。それが「戸建賃貸投資」である。これは、新築や中古の一戸建て住宅を貸すという投資法であり、アパートやマンションのようにたくさんの戸数は取れないが、入居者にはファミリー層向けが多いため、単身者よりも比較的長く住んでもらえるというメリットがある。もちろん単身者にも貸すことは出来るが、戸建賃貸は庭付き住宅もあるため、子供のいるファミリー層が中心となりやすい。

戸建賃貸のそれ以外のメリット

戸建賃貸の入居者にはファミリー層が多く、長く住んでもらえることが多い。その為、退去があるたびにする必要がある「ハウスクリーニング」も必然と回数が減る。他にも、前述したように庭付き物件であれば、子供をのびのびと育てさせることも出来る。アパマンにもファミリー向け物件はあるが、庭付き住宅は戸建て賃貸だからこそである。

戸建賃貸は魅力がいっぱい

このように戸建賃貸投資は、安定性も高く比較的スムーズに始めることが出来る投資法である。土地から購入して始めてもよし、自らが所有する中古の住宅をリフォームして始めても出来る。他にも空いている土地が賃貸物件に適していれば、そこに建てるという方法もある。そんな魅力的な不動産投資法が戸建賃貸投資なのである。