一戸建てを利用した不動産投資の「戸建賃貸住宅」の魅力とは?
不動産投資の方法はアパートやマンション、駐車場経営などが一般的である。しかしそれ以外にも一戸建て住宅を貸す「戸建賃貸」という方法がある。これは一般的な新築や中古の戸建住宅を、他人に貸して賃料を得る方法だ。では戸建賃貸経営は、アパートやマンション経営とはどのような違いがあるのだろうか。そしてその魅力とは何なのか。
戸建不動産投資の魅力とは!?
戸建賃貸住宅は基本的に、ファミリー層向けの賃貸住宅になる。単身者であれば、アパートの1Kやワンルームで事足りてしまうからだ。ファミリー向けのアパートやマンションも、世の中にはたくさん存在している。しかしアパートやマンションの特徴として、上下階や隣の部屋と壁を隔ててつながっており、時には騒音トラブルなどに発展することもなくはない。特に子供がいるファミリー層であれば、なおさら騒音には気を使わなければならなくなる。それに比べて戸建賃貸住宅であれば、隣の家とは繋がっていないために、騒音を気にせずに生活することが可能だ。他にもアパマンにはない魅力がある。それは「庭」だ。庭があれば植木なども置けるし、自分の趣味の場としても利用できる。子供がいる世帯であれば、庭で子供をのびのびと遊ばせることも出来るのだ。
大家としてもメリットがあるのが戸建賃貸住宅
そして大家の目線から見ると、一戸建て不動産投資はファミリー層向けの間取りであるために、入退去のペースが遅いというメリットがあるのだ。単身者用のアパマンでは入居者は学生などが多く、数年で退去されてしまうことが多い。それに比べて、ファミリー向け賃貸住宅では単身者よりも、比較的長く住んでもらえる特徴があるのだ。単身者用物件では数多い退去により、その都度ハウスクリーニングを施さなくてはならないので修繕費用が掛かりやすい。だが、ファミリー向けの戸建賃貸住宅であれば、そのコストが抑えられるのである。
戸建賃貸住宅のデメリットとは!?
逆に戸建賃貸住宅のデメリットは、入居率が100か0になってしまうという事である。アパマンであれば戸数がいくつかあるので、入居率がゼロになることはあまりあり得ないことだ。しかし戸建賃貸住宅では、戸数が一つなのでそのようなデメリットがある。しかし戸建賃貸住宅の需要が高い場所を選んで不動産投資を始めれば、そのリスクを抑えることが出来るであろう。
気軽に貸せるところが魅力的な不動産投資
アパマンを建てたり、購入したりして不動産投資を始めることに抵抗がある人でも、戸建賃貸住宅であればすんなりと始められる可能性が高い。今まで住んでいた中古住宅をリフォームして貸しても良いし、新たに戸建住宅を購入して貸す方法もある。やり方は人それぞれだ。自分独自の方法で、一戸建て不動産投資を始めてみるのも良いだろう。