戸建賃貸住宅「casita(カシータ)」を理解する上で重要な4つのキーワード。
昨年から、「家なんて200%買ってはいけない」と持論をお持ちの経済評論家・上念司氏と「casita(カシータ)」の開発者である梅村利和氏の対談が話題になっているせいか、長期優良住宅に対応できる戸建賃貸住宅「casita(カシータ)」が注目を集めている。
だが、まだ戸建賃貸住宅の分野に詳しい人は少なく、「casita(カシータ)」についてよく知らない人もいるだろう。今回は、「casita(カシータ)」を理解してもらうために、昨年の対談の中でも飛び出した重要なキーワードを紹介しよう。
参考:「家なんて200%買ってはいけない!」と主張する経済評論家・上念司氏もオススメする戸建賃貸住宅「casita – カシータ」
1.「所有」と「利用」
開発者である梅村利和氏は、CDと音楽の関係に例えてこう語る。
「音楽が聴きたかったらCDを買わなくても携帯にダウンロードしたり、定額課金で視聴するコンテンツなど『利用』することができます。ミュージシャンも減ってないし、音楽も減っていない、しかし、『CD屋さん』という方はもうほどんど居なくなってる。」
住宅も同じように、世帯数が減った訳ではなく、住宅を「所有」する必要がなくなっただけで、良い住まいであれば「利用」すれば良いという価値観に変化したというだけだ。casita のようなクオリティの高い一戸建て住宅を賃貸として「利用」するという発想である。
2.持ち家でできることは賃貸でもできるべき
もう一つ、開発者である梅村利和氏は、ガレージのある家や屋上、付加価値の高い生活のある家は、持ち家でなくても賃貸でもできるべきだと語る。確かに、賃貸であっても住み手のこだわったライフスタイルを諦めさせることは、「所有」と「利用」の概念からも不都合なことだ。実際、casita には、ガレージ付きのプランや屋上テラス付きのプランが誕生している。より良い住環境に住みたいという欲求は、住み手の根源的なものだからだろう。
3.「分解」と「再構築」
casita は、極端にローコストを目指している訳ではなく、クオリティを高く保ちながら、いかに材料費・労務費・作業現場を効率化して、ゼロベースで洗い直し組み立て、合理的に最適な価格を探った結果としての住宅になっている。
4.貸す人、借りる人、すべての人に取って「WIN×WIN」の住まい
もともと希少性の高い戸建賃貸住宅であるが、casita は、デザイン性やスペック、機能性に優れた住まいである。貸し手は、高い家賃設定で貸すことができるし、借り手も満足して住まうことができる。もちろん、入居者が決まるということは不動産屋にも嬉しいことである。casita は、貸す人、借りる人、すべての人に取って「WIN×WIN」の住まいだ。
4つのキーワードで、戸建賃貸住宅「casita(カシータ)」をより理解できたのではないだろうか。あなたがオーナーになるのか、或いは住まい手になるのかはわからないが、自信を持って勧められる住宅であることには違いはない。