戸建賃貸住宅casitaの新たな可能性!急成長する観光業のためにAirbnbのホストに!

戸建賃貸住宅として今、人気を集めるcasita(カシータ)。住む・売るという従来の戸建の住宅スタイルから、「貸す」という新しい発想を加えた新しいタイプの賃貸住宅だ。

このcasitaを、近年日本でもポピュラーになりつつある「Airbnb(エア・ビーアンドビー)」いわゆる「民泊」として、有効活用できるのではないだろうか?

世界でも日本でも市場が拡大する「Airbnb(エア・ビーアンドビー)」

「Airbnb(エア・ビーアンドビー)」、通称「エアビ」。Airbnbは2008年にアメリカ・サンフランシスコで生まれた空き部屋をマッチングするサービスで、今配車アプリUber(ウーバー)と並び最も勢いのあるシェアリングエコノミーサービスの一つだ。Airbnb社の企業時価総額は、数年で3兆円以上にも登り、急成長を遂げている。

日本の報道では「民泊」と呼ばれることが多く、正確には民泊サービスの一つがAirbnbと言うことになる。

また、昨年Airbnbが発表した日本の最新市場状況によると、国内のホスト(宿泊施設の提供者)が創出した利益は2,363億円で、経済波及効果は5,207億円にのぼると試算している。同社のグローバルポリシー&パブリックアフェアーズ責任者であるクリストファー・レヘイン氏は「日本はゲスト数で世界第5位。Airbnbゲストのあいだで、世界で最も行ってみたいデスティネーションのひとつになっている」と話している。

訪日外国人が毎年100万人以上の規模で増え続けている日本において、戸建賃貸住宅であるcasitaのような不動産は魅力的な宿泊施設と捉えると可能性も広がるのではないだろうか?

ロングバケーションに快適な施設「エアビ」の人気の理由とは?

数日の休暇しか取得できない日本人は2泊3日や3泊4日の旅行が多いが、海外では2,3週間、ドイツなどでは一ヶ月などかなり長期の休暇をまとめて得ることができる。長期旅行者は、Airbnbのキャッチコピー「暮らすように旅しよう」通り生活の延長上のように旅行したい人が多い。

また、その土地土地の日常生活を体感でき、一風変わった旅が楽しめるのもAirbnbが旅行者から人気を集めるポイントの一つだ。文化の違いを感じることができ「旅先に来たな」という実感と日常生活とを同時に味わう事ができる。

さらに、日本の国内旅行者向けに作られた東京や大阪、福岡などの従来の都市部のホテルは、ツインやダブルの2人用が多いため、一家で旅行する中国人旅行客は部屋がバラバラになってい、コストも嵩む。

人気スポットの近くやイベント時には高額の宿泊料も設定できる

年越しの渋谷のスクランブル交差点は外国人にも人気のスポット

Airbnbで人気の宿泊施設は必ずしも安いと言うわけではない。例えば、物件によってはホテルよりかなり高額でも泊まる観光客は集まる。人気スポットの近くであればもちろん、例えば花火大会やお祭りなど日本独自のイベント時には高額の宿泊料を設定できる。

また、部屋に屋上やプールがあったり、インテリアコーディネートがおしゃれだったりと、Airbnbのアプリやサイト内で「ここに泊まりたい!」という部屋を提供することができればかなりの集客が可能だ。

 

これから始まる東京オリンピックで海外ツーリストの増加を考えると、戸建賃貸「casita」をさらによりよく活用する方法として、民泊という不動産投資も視野に入れても面白いのではないだろうか。

「casita journal」では、不動産投資としても可能性が広がるエアビのリアルな情報として、ホスト、ゲスト両方の目線に立つべく、イタリアのAirbnbを実際に利用してみた。今月の「casita journal」では、Airbnbの海外事例やAirbnbで民泊を始める上でのポイントをレポートする予定だ。

Airbnb : https://www.airbnb.jp