ありそうでなかった!長期優良住宅の戸建賃貸住宅「casita」セミナーに行って来た!
先日、「csaita」の「戸建賃貸住宅経営実践セミナー」が都内青山で行われました。
実際に「casita」を手がける「株式会社THE HOUSE」の、代表・梅村和利氏がセミナー講師として、現在の賃貸運営の実態や戸建賃貸の需要などを詳しくレクチャーしてくださいました。
そちらの内容をレポート!
土地や建物の購入価格が安くてすむ!
「casitaは土地や建物の購入価格が安くてすむ!」を皮切りに先ずは公演のポイントをレクチャー。
casitaを施工する建設会社は全国に約80社あり、建築資材の共同購入とプランの企画化により作業工程の無駄を省くことができるそう。
それにより、大幅な建設費の削減が可能になっているそうです。
イニシャルコストを抑え、高い家賃を設定できるので利回りが高いんですね。
家賃収入が高く設定できる!
次に、「今後望ましい住宅形態内訳」と、「賃貸住宅の建て方別供給内訳」で需要と供給をわかりやすく説明してくださいました。
今後望ましい住宅形態内訳:マンション・10,5 % 一戸建て67,1% どちらでも・20,1% 他・わからない。
賃貸住宅の建て方別供給内訳 :共同・67,3% 戸建 6,0 % 長屋26,7% 戸建賃貸需要の数値が低いように見えますが6年前は 1,8%だったそう。6年間で、4,2%増はまさに驚異的な伸び率です。
ということは、何らかの理由で戸建住宅は建てられないが、戸建住宅を望む人・希望する人は全体の半分以上いることになります。
管理費用の支出が少ない!
コストについては、ランニングコストが安いのと、高品質機能・戸建賃貸・広さを考え、通常の集合住宅賃貸物件よりも高い家賃設定が可能だといいます。
また、アパート・マンションリノベーションは約1000万ほどかかり、その範囲も広いことから、管理のしやすさからしても戸建賃貸の方かメリットが大きそうです。
興味深いところはで、すべての商品は「量の普及→質の向上→付加価値化」この道をたどると梅村氏。
「量の普及は近年は終了、質の向上・持ち家は高性能という価値観は終わりに近ずいている」とのこと。
では、これからは何の時代か。
賃貸住宅業界も付加価値化・ブランディングの時代、今は戸建であることが価値が高いとのこと。
そして市場の動向としては、マーケットのボリュウムゾーンに目を向たトップエンド市場が硬いと言います。その理由としてそこから先がない「行き止まり」であることが理由にあるといいます。
「賃貸住宅」というマーケットの中で一番を目指すことが「csaita」の強みでもあるようです。
入居期間が長く安定経営が可能!
入居率についても、わかりやすくレクチャーくださいました。
戸建住宅が5年 35% 15年 31% 15年 34%に対して、
集合住宅は5年 61% 15年 31% 15年 8%
これを見ると「集合住宅は最初はいいけど…」といった印象です。
保有する期間が長くても戸建賃貸であれば安心して一定の家賃収入が見込めるというわけです。
収益物件の出口戦略とは。
そして最後に、収益物件の出口戦略について。
持ちつずけるのか、売却するのかによって、そのタイミングとポイントは異なるそう。持ち続けるには相続問題も視野に入れながら運営されるのもポイントだといいます。
「10年先は見えないけど、5年先なら見える。比較優位性を持っている物件を魅力的に見える時に売る。」というとても説得力のある言葉で締めくくられました。
今回、セミナーに来て感じたことは、「プロから学ぶものは大きい!」ということ。また会場にはお若いかたも来場されていて、将来の資産形成として「戸建賃貸」を選択肢に選んでいるのがリアルに感じ取れました。これから不動産投資を始めたいと考えているかた、戸建賃貸に興味のある方には是非一度足を運んでいただきたい!そんな、勉強になるセミナーでした。