不動産投資で資産を増やす方法、土地の売却・airbnb・casita どれがお得??

「将来のことを考えて資産運用をしていきたい」、「現在の給与では先行きが不安なので副収入として不動産投資を考えている」、「戸建を購入するかマンションを購入するか迷っている」など、不動産投資を考えている方の理由はさまざまです。不動産投資で利益を上げるには、まずは数ある不動産投資の形態の中から自分自身に合ったプランを選ぶことが重要です。

そこで今回は不動産投資で資産を増やす方法として「土地の売却・airbnb・casita 」の3つを比較してみました。

土地の「売却・転売」ってどれくらい得をするの?

最初に家を「売却」する、いわゆる土地の転売から触れていきましょう。以前「casita  journal」でもご紹介させていただきましたが、家や土地が売れても残念ながら売れた金額がそまま入ってくるわけではありません。家を売却する際は以下のような費用がかかります。

 不動産仲介手数料+印紙代+抵当権抹消登記費用+(ローン返済)+税金  

不動産を譲渡して利益が出た場合、その利益を譲渡所得として所得税・住民税 が課せられます。また、譲渡所得に対する税金は、事業所得や給与所得と分離して計算することから、分離課税とも言います。

譲渡所得は、売却不動産の取得費に売却費用を加算した額を、譲渡価格から差し引いた額です。また、建物・土地の所有期間が5年以下の「短期譲渡所得」と、所有期間が5年を超える「長期譲渡所得」とでは支払う金額も異なってきます。

5000万で購入した家が、仮に5300万円で売れたとしても、税金や仲介手数料によりマイナスになる場合も考えられるため、家の売却時は不動産仲介手数料税金についてはキッチリと調べておく必要があるでしょう。

今人気の民泊「airbnb(エアビーアンドビー)」ってどうなの?

サラリーマンの間で副業として話題の「airbnb(エアビーアンドビー)」。民宿・宿泊施設として、自宅や持ち物件を貸し出すサービスのことです。

世界各国で利用でき、WEBサイトから簡単に申し込めるため国内に限らず、海外からの観光客の集客も見込めます。最近では、「airbnb」の物件として賃貸を借りる人も増えてきています。

まず「airbnb」の初期費用は以下の通りです。

 

■部屋を借りる費用・・・敷金、礼金、仲介手数料、前家賃。

■家電・家具・雑貨屋・・・冷暖房器具やwi-fi設置されてない場合は必要。

■運営費・・・使用した後のクリーニング代、光熱費、消耗品。

 

初期投資と設備投資、光熱費、清掃費等、細々とした費用がかかる「airbnb」。それ以外にもメール返信や、トラブル対応するための時間、鍵の受け渡し、ハウスマニアル作り、クレームが起こった場合はクレーム処理が発生しています。また差別化を図るため、部屋の内装や設備も整える必要もあり、意外と手間と時間とお金がかかります。

しかし、ロケーションや、観光スポットに近いなどの利点がある場合は、宿泊費を高く設定することもできるので初期投資の回収が早くすみ、利益を上げることができるかもしれません。

住む・貸す・売る ことができる戸建賃貸「casita」。

さて、最後に戸建賃貸「casita」を見ていきましょう。「casita」は自宅として住むだけではなく、賃貸としても貸し出せるタイプの住宅です。マンションやアパートなどの集合住宅とは違い複数棟所有していても、一棟一棟分かれれているため比較的売却もしやすい物件といえます。また、「casita」自体が高稼働率ではありますが、万が一入居期間が空いてしまった場合は「airbnb」などを利用して、観光客用の宿泊施設としても運営できます。

 

長期的な目線で考えると、集合住宅を建てるよりも初期投資が少なくてすみ、土地の転売も可能で、人にも貸し出せる、競合他社との差別化がはかれている長期優良物件の「casita」を選ぶのは、賢い選択と呼べるかもしれません。