不動産投資を考え中のあなたへ〜東京都内・近郊のマンション事情〜
いよいよ東京オリンピックも1年を切った。日本、特に東京都の不動産価格は10年前と比べると上昇傾向にある。不動産投資をするなら今と考える人も多いだろう。しかし、お金があるからと安易に買いあさるのはお勧め出来ない。オリンピックが終われば不動産の価格は地域によって二極化し、郊外の住宅地においては、2025年問題も控えている。そう、団塊の世代の高齢化の影響により日本の3分の1が空き家になると言われている問題だ。
築年数10年以内
不動産投資を考えるなら都内新築のマンションを購入するのもいいが、手が出ないほど高い。投資に使うよりも自分で住みたいと思うほどだ。それに比べて都内の中古マンションは、建てられてから10年経たない程度であればそこそこ綺麗で住みごごちがいい。建てられてから10年満たない程度なら、耐震化もしっかりとしているし、管理会社によるが、共用部やマンション内のメンテナンスが行き届いている。
狙い目は駅から10分以内
東京オリンピックを控える現在はかなり不動産価格が上昇している状態だが、問題は終わってからだ。しかし、都内の不動産価値は、駅から10分以内のマンションであれば大きく下がらないと言われている。
まずはファミリータイプではなく、ワンルームから始めてみる
もしも独身あればファミリータイプではなく1Rか1LDKなど、値段がそこまで高くないマンションを視野に入れると現実的に考えやすい。実際年収300万程度の独身女性OLが投資用にマンションを購入しているのはよくある話だ。
東京都内であれば、1人か2人で暮らしている世帯は多くあり、近くに大学などあれば学生の入居も視野に入れることが出来る。購入する際は周りに何があるのか、地域性なども確認しておくとイメージがつきやすい。
古いマンションでも最近はリノベーションを積極的に行い改めて売却することで利益を得られることがある。築年数、耐震化構造、管理会社、駅近というポイントを押さえて、リフォームを行い、売却するなどの方法も効果的である。
大なり小なり、不動産投資を行う上では納税が発生する。(3000万特別控除は除く。)不動産会社に払う手数料なども視野に入れて自分の予算を設定するなどし、初期投資の予算を甘く見ないようにしておくことが大事である。確定申告が必要な時期もあるのでそういった手間があることも覚えておこう。
不動産投資を始める上で気にしておくポイント
不動産投資は、仮に自分が働くことが出来なくなったり、家族が出来て収入を増やしたいと思った時、老後の蓄えなど様々な保険となり得る。その為には、購入したいと思う不動産価格を見極める力が必要である。もしも自分がオーナーになり、賃貸として運用した場合、空室期間を出来るだけ作らないようにするのが大事。誰にとっても魅力的な物件を探すこと肝になると言える。