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【人生100年時代にどう備えるか】ビジネス書作家木暮太一氏×梅村和利氏対談(後編)

前編記事にて、ビジネス書作家の木暮太一氏と梅村氏に日本人の国民性から見た特長、そして人が100年生きるこの時代に向けて今何をすべきかなどを伺った。

今回は、この先起こりうる変化や「決断」することの重要さなどを聞くことができた。

プロフィール

木暮太一(写真右)

1977年、千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。説明能力と言語化能力に定評があり、大学時代に自作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーに。相手の目線に立った伝え方が「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では企業・団体向けに「説明力養成講座」を実施している。フジテレビ「とくダネ!」レギュラーコメンテーター、NHK「ニッポンのジレンマ」などメディア出演多数。『「自分の言葉」で人を動かす』『カイジ「命より重い!」お金の話』など著書多数、累計175万部。

梅村和利(写真左)

株式会社 theHOUSE 代表取締役。大学の経済学部を卒業後、税理士事務所やプラント関連の建設会社勤務などを経て、2004年、新栄クリエイトを創業。「本物の環境にやさしい家」を目指してブランド「the HOUSE」を立ち上げ、100棟を超える住宅の設計、建築、リノベーションを行う。また、戸建賃貸「casita」を開発し、そのコンセプトと住宅としての性能の高さが評価され、2012年より本格的に全国販売が開始される。

将来、人と接する機会が減る

これまでの20年よりも今後の20年の社会のほうが、大きな変化が起こるだろうと想像する梅村氏。それに対し木暮氏は、日本の社会全体で考えるとテクノロジーの変化と相まって、人と接することがものすごく少なくなると予想する。すでに「テレワーク」や「バーチャル出社」のようなものもあり、働くことだけではなくて、住環境もそうなっていくと考えている。

 

昔は“ご近所さん”という付き合いがあったが、いまはマンションで隣の部屋に誰が住んでいるのか知らない、見たこともないみたいなことが不思議ではない。どんどん個が小さくなっていって、いい意味でいうと独立していく。悪い意味でいうと隔離されていく。木暮氏はそんな時代になっていくと予想する。

一長一短あるけれど、と前置きしてから木暮氏は、「一番いけないのは変わっていく環境に『ついていかない』と決めてしまうこと」と述べた。いいか悪いかは別にして、変化についていかないと置いていかれるだけで、置いていかれたら悲惨なことになるという。

「判断」ではなく「決断」が重要

「赤信号をみんなで渡れば」という言葉があるが、一人だけで渡っていると自分だけリスキーな感じがする。自分だけが「間違えちゃう」という意識は日本人は強い、と木暮氏は話す。

しかし、今まで乗っていた船が沈みかけていると思うなら、隣にあるボートに乗り移らなければいけない。早く乗り移ったほうが自分で好きなところに行けて早く助かるのに、みんなギリギリまで待っている。

だから、日本人は早く乗り移るようなマインドにならなきゃいけない。木暮氏によると、そのためには小さいことから、どうでもいいことから新しいものを取り入れていかなければいけないという。

“決断”ではなく“判断”する日本人

木暮氏は、日本人はみんな“決断”をしなくなっていると話す。「どっちがいいか教えてください、そしたら決めます」と、“決断”ではなく“判断”をしようとしているそうだ。

二択のうち、片方が良い・優れていることがわかった上で、そちらを選ぶ。これは決断ではなく、ただの判断。優劣がわかっているから、ただ単に選択しただけだ。

木暮氏によると、決断というのは「よくわからない中でこっちをとる」と決めること。小さい決断で構わないから、流れで行くのではなく、こっちを意図的に選ぶということ決めていかないと、さらには決断に慣れていかないと、これからきつくなるのではないか、と危惧している。

あべまなみ

あべまなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。

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