塗り壁を通じて笑顔になってほしい。世界シェアNo.1「Sto」匠屋・宮澤和彦インタビュー
塗り壁世界シェアno.1の「sto(シュトー)」。その正規代理店 匠屋代表取締役を務めるのが、宮澤 和彦さんだ。最近需要が増えているという塗り壁の利点や、宮澤さんが大切にしている想いなどを伺った。
Sto正規代理店 匠屋代表取締役・宮澤 和彦
長野県に拠点を構える、株式会社匠屋の代表取締役・宮澤 和彦さん。左官工事や、壁材の販売(Sto正規代理店/ヘイムスペイント正規代理店/セニデコ/シェルクレイ)、外壁リフォーム、家具・雑貨の販売などを行う。
お気に入りの空間は、リフォームしたこだわりの自宅
自身が経営する会社で、塗り壁の材料を販売している宮澤さん。自宅の空間もこだわっているそうで、古材や塗り壁を積極的に使っているそう。自分の好きなものを取り入れてリフォームするのが夢だったことから、中古住宅を購入し、梁や木材を買ってきたり壁を塗り壁にしたりと、既存の家を自分の好きなように仕上げたという。
未曾有の事態から、2020年から今年にかけては家で過ごす時間が増えたそうで、より改善したいところも見えてきて、そこに充てられる時間も取れるようになったと話す。そしてやはり、より家にこだわる方も増えており、自宅の壁を変えたいという声も大きくなっているそうだ。
今までは多くの建売住宅から消費者が選んで買うことが主流だったが、その流れも昨今では変化。最近は個性を求める方も増えてきており、「自分の好きなもの、欲しいものを取り入れている方が多い」と語った。
世界シェアno.1の「sto」で作る塗り壁のメリット
宮澤さん自身が自宅の壁を変えたようにに、リノベーションについての相談も増加。「今は塗装だけの意識があった方も多いと思うが、外壁のリノベーションも少しずつ増えてきている」という。
しかし実際、塗り壁の方がいいのか、塗装の方がいいのかわからない方が多いのも現状だ。宮澤さんによると、塗り壁の最大の利点は持ちの良さ。塗装だとこまめなメンテナンスが必要だが、それに比べて塗り壁だと10年以上持たせることができるそう。「最初は高く感じるかもしれないが、最終的には塗り壁にしてよかったと実感してもらえるのでは」
そんな宮澤さんの会社で取り扱っているのは、塗り壁世界シェアno.1の「sto」。端的にいうと”ドイツ漆喰”で、日本のものとは異なり、少し樹脂が混ざっているのが1番の違いとのこと。外壁で使う材料で1番大切なのは長く使えるという点だが、特にstoは15年以上持たせることもできるというのだから驚きだ。
stoは、南ヨーロッパをイメージした住宅「casa carina」にも使用されている。宮澤さんが最初見たときには、可愛らしい・女性目線の家という印象を抱いたそう。特に印象的なのが白い壁だが、stoはお手入れが簡単なのも特徴。雨が降った時にきれいに流れ落ちたり、撥水加工のような働きをしてくれるため、長く使えることが1番の強みだと語る。
宮澤さんの株式会社匠屋のSNSを除いてみると、黄色と基調としたポップなデザインが印象的。会社のコーポレートカラーとstoのメインカラーがともに黄色であり、人の心をワクワクさせたり、遊び心が感じられる発信内容を意識しているという。
そんな株式会社匠屋では、およそ800色のカラーを用意しており、迷われる方がかなり多いんだとか。その中でも白・ベージュが人気だが、最近はグレーや黒も選ぶ方も増えてきているそう。「僕はお客さまに、もっと色を楽しんでほしいと伝えている。日本では白を選ぶ方が多いけれど、海外ではカラフルな家も多い。日本にもそういう文化ができてくれたら」と話した。
宮澤和彦の「LIFE IS ◯◯」
そんな宮澤さんにとっての「LIFE IS ◯◯」とは。「塗り壁を通じて、みなさんに笑顔になっていただけたら嬉しい」と、「LIFE IS SMILE」という言葉で締めくくった。