安全安心の住まいに必須の構造設計が1日でわかる!無料セミナーから後悔のないマイホームづくりを始めませんか?
人生で一番大きな買い物と言われるマイホーム。デザイン性や機能性はもちろん、地震の多い日本では耐震性も欠かせないポイントです。2024年元旦に起きた令和6年能登半島地震では多くの木造住宅が倒壊。2024年1月6日付の読売新聞では「『新耐震基準』導入後に新築・改築でも半数の木造家屋が『全壊』に…石川・珠洲の現地調査」と題する記事が掲載されました。堅固なはずの「新耐震」にもかかわらず多くの建物が倒壊したのは、「新耐震基準」が定めるのは、震度7クラスの地震に「1度だけ耐えられる」レベルのため。つまり、繰り返される余震によって建物が倒壊する可能性が大いにあるのです。そこで重要なのが建築物の構造の強度を確保する「構造設計」の観点。大切な家族の命はもちろん、家族の暮らしを支えるマイホームを守るため、構造計算の仕組みについて学んでみませんか。
多くの住宅は構造設計なしで建てられている
構造設計とは、建築物の構造の強度を確保するための設計のこと。構造設計がしっかりとなされることで、地震や積雪などの災害により建物が倒壊することを防ぎ、安全性能が確保されます。しかし、現在の日本の建築基準法では、構造設計が必要とされるのは大型の木造建築のみとされており、一般的な木造住宅は構造設計が行われずに建てられるのです。実際に、国内に建つ住宅のおよそ80%の木造住宅が構造計算なしで建てられていると言われています。
その理由には、建築基準法が考える建物の安全性とは「人の命が守られる」ことを基準としており、家の破損、そしてそれによる従来の暮らしの継続までは想定されていないため。また、住宅が倒壊することで建物自体はもちろん、家具や家電、財産をも失いかねません。地震保険の補償内容も全壊、半壊等の被害レベルで変わり、住めない状態にもかかわらず納得のいかない査定が行われ、補償金額に不満を訴える例も多くみられます。
家族の命はもちろん暮らしを支える長寿命の住まいが必要
地震に限らず、地球温暖化が引き起こす自然災害など、わたしたちの暮らす環境は刻々と変化しており、既存の法律の基準では家族の大切な暮らしが守れるとは限りません。家があるからこそ思い描くライフスタイルが実現できます。マイホームは完成がゴールではなく、そこから続く家族との暮らしを守ることが大切です。40年、50年とこだわりの住まいで家族の豊かな時間を送るために、構造設計の視点を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
三次元立体解析がより自由で安全な住まいづくりを可能にする
地震に対する安全性を高める構造検討方法には4種類あり、同じ耐震等級でも構造検討方法が違うと地震に対する強度が異なります。多くの場合平面のモデルで計算する二次元解析が主流ですが、吹き抜けやステップフロアなどデザイン性の高い複雑な構造の建築では、二次元解析では細かく解析できない部分が出てきます。
そこで、木造建築の構造設計に特化した「楓構造研究所」によって新たに設けられたのは、三次元立体解析。こちらの大きな特徴は、実際の家の形をそのまま揺らしてみることができるということ。こうすることでどのような形状の建物でも計測ができ、一部への力の集中やズレ、ねじれなどを見つけ出すことができるのです。これまでの解析では求められなかった安心、安全の根拠を示すことで、長く住み続けられる家を実現するためのより精密な耐震シミュレーションが可能となるのです。
後悔のない住まいづくりに、構造設計を取り入れてみませんか
家族の命、そして長年続く家族の安全な暮らしを支える家づくりには、構造設計への知識は欠かせません。「安全に根拠を与える」をモットーに、本当の安心・安全な家づくりを目指す「楓構造研究所」のセミナーでは、現在の日本における構造設計の課題や、三次元立体解析による安全性を担保した自由な家づくりなど、これからのマイホームづくりに欠かせないポイントを紹介しています。家族の暮らしを一生涯支える後悔のない住まいづくりのために、構造設計の仕組みを学ぶところから始めてみてはいかがでしょうか。