自然と寄り添う“秘密の隠れ家”「温泉リゾート風の国」泊まれるツリーハウスがオープン!

株式会社 第一ホテルマネジメントが運営を行う「温泉リゾート 風の国」に、グランピング施設として泊まれるツリーハウスが、2022年6月10日(金)にオープンした。

まるで森の中の秘密の隠れ家のように佇み、子どもから大人まで童心に帰って非日常体験を味わえる施設となっている。

自然と一体となった“泊まれる”ツリーハウスが誕生

大自然に囲まれた標高230mの小高い丘の上にある温泉リゾート「温泉リゾート 風の国」。目の前には美しい山々の風景が広がり、約33haの広大な敷地にはグランピング施設のほかホテル棟など様々なスタイルの宿泊施設がある。

そして今回、風の国の広大な敷地の森の奥に、シンボルツリーとして泊まれるツリーハウスが誕生した。木と寄り添いながら自然を身近に感じられ、非日常の景色を得ることができる樹上からの眺めなど、これまでにない自然と一体となった解放感を得ることができる。

コンセプトは島根県「森に泊まる。HYGGEに過ごす。」

「森に泊まる。HYGGEに過ごす。」をコンセプトに自然の中での特別な時間をお客様に提案し、ここにしかない非日常体験を提供するのだ。

風の国の針葉樹林の中でもひときわ大きな杉の木5本をホストツリーとし、風の揺れ、枝のたわみ、自然に抱かれる感覚を味わえるように建てられており、構造部材は檜、外壁は杉の木を使用し、素材はすべて島根県産。

シンボリックでありながら風の国の風景に馴染み、デザインコンシャスでありながら居住性、高さ、重さに耐えられる機能面も叶えた「秘密の隠れ家」のような空間を描いている。

ツリーハウスの第一人者である小林崇氏が手掛ける

設計・建築は、スタイルとデザイン、感性をコンセプトにしたツリーハウスを創作する日本のツリーハウスの第一人者であるツリーハウスクリエーターの小林崇氏が手掛けた。

すべて島根の素材を使用し、建てる木の状態、環境や地域の文化を意識して造られたここにしかないツリーハウスで、自然に豊かに過ごすという価値観を体験できる。

日本にとどまらずグローバルに、各地の風土・樹木に適したツリーハウスの制作にあたっている、小林崇氏は、「これまで国内外で様々なツリーハウスを造ってきましたが、宿泊施設としては初めてで、とてもチャレンジングな取り組みでした。『樹上で木に寄り添いながら過ごす』ことをミッションとする中で、宿泊者の居住性と非日常性とのバランスが難しいところではありましたが、これまで造った中でもレベルの高いツリーハウスができたと思います。」

「設計図がないツリーハウス造りはプロジェクトメンバーのジャムセッションのようなものと考えています。様々な地域から集めた一流のビルダーを指揮しながら、それぞれの感性を元に組み上げていくため、二度と同じものは造れません。それぞれのビルダーが風の国の自然の中で景色や風を感じながら造った、気持ちが込められている作品です。ここにしかないツリーハウスの寝室の窓から森の木々や星空を見ながら眠り、朝目覚めると木の上だったという非日常感を、ぜひ体感していただけると嬉しいです。」とコメントを残している。

約20平方メートル客室は、1階がリビングで2階がベッドルームのメゾネットタイプ。デッキや天窓からは非日常の景色を得ることができる。

周囲の自然と見事に調和したこのツリーハウス。まるで「秘密の隠れ家」のような雰囲気の中、のんびりゆったりと贅沢な時間を過ごせることだろう。

[所在地] 〒699-4431 島根県江津市桜江町長谷2696 (広島ICより約60分)
[電話番号] 0855-92-0001
[施設開業] 1995年 島根県江津市により開業(2020年10月より株式会社第一ホテルマネジメント運営開始)
[客 室 数] 29室(ツリーハウス1棟、住箱3室、ドーム・球体テント5基、コテージ5棟、本館15室)
[公式HP] https://www.kazenokuni.jp/