平屋と二階建の良いところを集めた愛すべき日本の家「casa amare(カーサ・アマーレ)」の魅力とは?

強くて美しいシンプルモダンな商品住宅を数多く手掛けるcasaシリーズ。中でもcasa amareは、「日本の伝統美」ともいわれる白銀比をベースにした和風の暮らしを贅沢に堪能しながらも、広々とした屋根裏部屋や性能に優れた新しい平屋住宅の形だ。

今回の記事では、改めてcasa amareの特徴をお浚い!「平屋でも2階建てでもない」設計のプロたちの知恵と職人のノウハウを集結した住まいのカタチ「casa amare」について紹介していこう。

伝統美と最新技術から生まれた家、カーサアマーレ

casa amareで一番の特徴と言える「大和比」を生かしたデザインの安定感は実に美しい。大和比とは、日本人が特別に美しく感じる比率と言われており、日本に数多く存在する伝統的な建物などにも多くは起用されている。

別名「白銀比」とも呼ばれる大和比の比率は「1:1.414」。casa amareの外観もこの大和比のサイズで作られ、そのシルエットは新しさを感じつつもどこか馴染み深い和を感じさせる。

平屋でもない、二階建でもない「遺す」ための住まいの形

「大和比」から生まれた切妻の端正な外観から生まれた、贅沢にも美しい屋根裏空間。casa amareは、平屋のように水平移動を重視した住宅でありながらも、天井を生かした二階建ての住まいを実現する。

日本古来の伝統美は歳を重ねるほどに、その美しさに惹かれ、時代を問わず愛される。casa amareは美しさのバランスを損なうことなく、 家を長持ちさせる性能にも優れ、建物の形は間取りの変更も可能だ。つまり「次の世代の使い勝手までを考えた」新しい住まいの形こそ、casa amareの提案なのである。

自由に変更できるcasa amareの間取り

casa amareは吹き抜けを備え、平屋と2階建ての中間的な構造が特徴的だ。平屋特有の開放感のある空間を持ちつつも、2階部分の活用も可能。1階と2階は吹き抜けを介して繋がっているため、家族の交流もしやすい。

それぞれのフロアを開放的に平面上で繋げ、空間の役割を良い意味で「あやふや」にしているからこそ、間取りの使い方は自由自在。建築後も間取りを変更できることは、casa amareの特色と言えるだろう。

 広さと強さを備える切妻屋根

casa amareの外観で目を引くダイナミックで美しい切妻屋根。その魅力は見た目だけではない。雨風のダメージを真っ先に受ける大きな屋根には、耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と全てにおいて優れる「ガルバリウム鋼板」を採用。

積雪の多い北海道などでも採用されている「耐摩擦塗装を」施し、台風時の強い風や雨の衝撃、積雪の重量にも耐えることができる。

平屋住宅であっても収納性抜群!

casa amareは平屋住宅でありながらも、家庭ごとのニーズや事情に合った抜群の収納性を持つ。例えば1階部分に居住スペースを集約した上で、2階部分のほとんどを収納スペースにすれば、まるで「蔵」のように使えるだろう。

casa amareは間取りを変えられる設計のため、収納スペースを各部屋に分散することも可能だ。1階部分の寝室には大型クローゼット、2階には子供部屋やホビールームにもそれぞれ棚やボックスを設置して、それぞれの空間の実用性を高めても良いだろう。

家族との豊かなコミュニケーションを想定した設計

1階の中央部にリビングを設定し、そこから2階部分と吹き抜けでつなぐことによって、立体的なコミュニケーションが期待できるcasa amare。1階に家族が集う場所を設けて、2階に書斎や子供部屋を設置することで、それぞれの時間を大切にしながら、家族と程よく繋がることができるのだ。これにより、家族間コミュニケーションの豊かな暮らしが実現できるだろう。

独自の断熱材を使用して実現した、1年中快適な室内環境

casa amareの壁は優れた断熱材が幾重にも重なり、夏も冬も快適な空間を実現。これらは独自の断熱材が使われており、これは四重構造の通気層とアルミ製遮熱シート、耐力面材、ウレタンフォームからなる180mmもの厚さを誇っている。

この断熱効果は絶大で、夏は外の熱を遮り、冬は内の熱を逃さないことはもちろん、冷房や暖房を使う時間も圧倒的に少なく済む。そのため、省エネであることも大きなポイントと言えるだろう。

casa amareの選べるプラン

casa amareではベーシックなプランをはじめ、コミュニケーションなどを重視したプランが多く用意されている。

ベーシックだが自由度の高い基本プラン

1階には階にはリビングとダイニング、キッチン、寝室、このほかフリースぺースが用意されている。それらは遮るものがない設計のため、開放的な空間がそこには広がりながら、子供がフリースペースにいる場合は様子を伺いながら家事をするという事も可能だ。

1回と2回には吹き抜けでつながっており、階段を上ると、2階にも自由度の高い空間が広がる。2階の使い方はもちろん自由自在。家族の成長に合わせて、間取りを変更することができる。

コミュニケーション重視のプラン

基本プランと同様に1階と2階を吹き抜けで繋げているが、コミュニケーション重視プランは「直線的に繋ぐ」点が特徴的だ。リビングと2階を直線的に繋いでいるため、2階にいても1階の会話をより感じることができ、1階からも2階の気配を感じることができる設計になっている。

収納重視プランと寝室重視プラン

収納重視プランでは、家の中のスペースに収納がいくつも設けられている。家族が増えて、荷物が多くなってもこのプランなら収納に困らないだろう。

寝室重視プランは、中心を「寝室」と捉え、そこからトイレやバスルームなどに移動しやすいよう動線を考えて設計されている。家族が日々の暮らしをスムーズに過ごしやすい形を追求した間取りだ。

日本の伝統マテリアルを取り入れる casa amareこだわりのマテリアル

casa シリーズで多くのヒット商品を輩出したcasa プロジェクトだからこそできる、知識と経験値で厳選したマテリアルは使いやすく、こだわりが詰まった高性能・高気質。casa amareには、昔から日本の住まいで使われているマテリアルが数多く使用され、毎日触れるものだからこそ「とことんこだわり、快適に使えるもの」を採用している。

建物内に広がるのは天然木材の心地良い香り

casa amareへ一歩足を踏み入れると広がるのは、木材の心地良い香り。その秘密は、建物の様々な所に豊富に用いられる天然木材だ。壁の部分には脱臭効果の高い最新素材を使用し、木材の香りを保つ。室内の温度変化に合わせて湿気を調整してくれる役割も併せ持ち、ダニやカビの発生を防止する効果も発揮している。一方で、床材には厚い無垢板が贅沢に使われ、素足で歩くと心地よい柔らかさを実感できる。

障子で外からの光を効率よく取り込む

casa amareは、日本の建築文化の象徴とも言える障子を大胆に使用する。障子は外光を柔らかく室内にもたらし、室内に自然光を取り入れながら、高い断熱性をも発揮する。その魅力にcasa amareは注目したのだ。

22mmのペアガラスを組み合わせることによって、インテリア面での見栄えと優れた高断熱の実現にも成功。これにより、夏は風を通し涼しく快適、冬は室内を暖めてくれながらも、柔らかな自然光が入る心地よい空間が出来上がった。

いつでも新鮮な空気が届く、中軸回転式天窓

casa amareは実用性に優れた中軸回転式天窓を用いることにより、天井から真っ青な空を眺められる開放感を演出。大きな切妻屋根から室内に取り込む自然光は、照明がなくても十分な採光が確保でき、家全体を明るく演出する。

また、180度回転サッシでガラス自体のお手入れが簡単な点も嬉しいポイントだ。フラップレバーを下すことで、雨天時に天窓を閉めたままでも換気が可能。安全面も考慮し、安全性の高いLow-E強化複層ガラスを採用するという徹底っぷりだ。

シンプルだからこそ、こだわりが凝縮されたキッチン

キッチンは、特にcasa amare の設備の良さが現れている注目のポイントだ。その見た目はシンプルでスタイリッシュだが、その見た目からは想像できない機能性と収納性の高さを兼ね揃える。見た目は2段でシンプルな引き出しは、中の引き出しの高さを3段階にできる機能で、さまざまな形の台所用品や調理器具を収納できる。

キッチンの空間設計にもこだわり、料理だけなく、子どもと一緒に勉強したり、家族団欒を楽しむことを想定した空間づくりは快適性にも優れていると言えるだろう。

トイレは和の雰囲気に馴染むタンク式

casa amareはトイレに設置の自由度が高いタンク式を採用し、浄水量も大幅に節減している。エレガントにも空間にゆとりを持たせるローシュルエットデザインと間接照明が、落ち着いた和の空間に美しく纏まる。

機能性とデザイン性を両立したユニットバス

casa amareのユニットバスは4時間経っても温度の低下を約2度までに抑えられる魔法瓶浴槽を採用。デザインはスリムな形状にして機能性との両立を実現している。追い炊きを何度もする必要がないため、家計にも優しい。

 新型水洗の洗面で心地よい空間を

主張を控えめにしたシンプルな白をベースにしたカウンターで、空間に溶け込む心地よい洗面スペースを実現している。洗面器はセフィオンテクト仕様で汚れにくい15Lの大容量タイプを採用しているため、水垢などがついつい気になってしまうこともなく、清潔感を保つことが可能だ。

家を長持ちさせる!高性能素材を使用

次世代にも繋ぐことができる家を想定したcasa amareは、長持ちすることにもフォーカスして、屋根材には耐性が高いガルバリウム鋼板、壁には180mmもの独自の断熱材など、様々な高性能素材を選択している。

安全な部材、堅牢な造りにもこだわり、補強金物は柱や梁に隠れるデザインを妨げないハラテック21を使用。そのほかにも、通気性も損なわないよう呼吸する最新内装材「モイス」を採用することで、室内の湿度調整やカビダニの発生抑制や化学物質吸着機能や消臭機能の向上を実現している。

床はバーナー仕上げの御影石で美しく

casa amareの場合、玄関部分の床に採用したのは、御影石。バーナーで焼いて仕上げていることで、経年劣化をしても美しく丈夫で、空間に馴染むデザインが魅力的だ。

伝統的な日本の美の中に生活導線のいい間取り、最新設備を兼ね備えた家

casa amareは、日本伝統の美しいデザインと、平屋と吹き抜けのある2階建てを兼ね揃えた贅沢な設計。そして「次世代にも繋ぐことができる家」を想定し家を長持ちさせることにもこだわった、新しい日本家屋の形と言っても過言ではない。

「住う人々の暮らしに合わせて寄り添う」様々な仕掛けで、家族の成長に合わせながら、家族とのコミュニケーションを育む。そんな穏やかで快適な暮らしが今日もcasa amareから生まれている。