まるで村人の一員となったような体験ができる分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」

多摩川源流に位置する山梨県小菅村は人口約700人の自然豊かな村です。そんな小菅村では、人口減少や空き家問題を解決するために「700人の村が一つのホテルに」を合言葉に分散型ホテルのプロジェクトに取り組んでいます。今回紹介するのは、「NIPPONIA 小菅 源流の村」にある一棟「大家」です。

築150年の歴史誇る邸宅

村の玄関、顔とも言えるのがこの「大家」。瓦葺の入母屋屋根、縁側、雨戸、経年劣化した木材の質感は都会では決して味わうことのできない趣を感じさせます。小菅村には「大家」の他にも「崖の家」という棟があり、この2棟が宿泊施設の役割を担っています。

床材の軋む音さえも安らぎに変わる

古い民家の床材は無垢材が使われていることが多いです。無垢材は温度や湿度によって伸縮するため、荷重がかかると軋みが起きます。この軋みの音は、都会の住宅では欠陥として扱われますが、ここ小菅村の雰囲気と歴史的景観はこの軋む音さえも心地よく感じてしまいます。歴史ある建築は、経年劣化でさえも楽しむことができるのです。

趣ある別世界への入り口

これが「大家」へ向かうための入り口です。この入口をくぐり抜けると目の前には美しい庭が広がり、まるで別世界に入り込んだかのように錯覚します。神社の鳥居は、神聖な場と現世を隔てる境界として存在していますが、この入り口はそれと似た役割を果たしているように感じます。都会の忙しくすぎていく時間と雄大な自然のゆったりとした時間の流れを感じる場所を隔て、訪れる人に安らぎの時間をあたえます。

歴史的建築と現代的家具のコラボレーション

「大家」の家具は、宿泊客用に新調されています。歴史的建築の趣を妨げることのないよう、空間にあった現代的なデザインの家具がレイアウトされています。このような配慮をすることで、老若男女問わず、使いやすく馴染みやすい宿泊施設に変わります。年代を問わない宿泊客が訪れることは、町の発展につながります。

寝室やダイニングも現代的な家具に新調されています。

宿泊するだけじゃない、村を好きになるさまざまなアクティビティ

小菅 源流の村は宿泊するだけの施設ではありません。温泉、お散歩、野菜の収穫、ドライブ、焚き火など村人の方々と一緒にアクティビティを体験することができます。都会の忙しい日々を忘れ、まるで小菅 源流の村の一員となったような休日を送ることができます。是非一度村人の一員となったような体験をしてみてはいかがでしょうか?

NIPPONIA 小菅 源流の村

  • 住所:〒409-0211 山梨県北都留郡小菅村大久保3155-1
  • 電話番号:0428-87-9210 (9:00-18:00)