全ての空間デザインに「意味」を持たせた平屋の家「casa piatto」

日本建築の伝統的なスタイル「平屋」。

平屋である、というだけでは、居心地のいい空間は生まれない。

一人でも、二人でも、家族でも、友人を招いても、ずっと心地よく、ずっと過ごしたくなる家。

そんな家づくりをかなえるために、全ての空間デザインに「意味」を持たせた家「casa piatto」。

平屋の良さと、そこに住まう人が永く愛せる家造りとは。

美しく整った、日本古来の住まい「平屋」。

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日本では古くからある平屋という住まいのカタチ。

2階を造らない住宅構造は、地震の多いこの国で、耐震という視点からも日本の風土に適していると考えられる。

地面と水平に広がる屋根は、太陽からの直接的な光を避け、風や雨から人と家を守る。

憂鬱な雨の日でも窓をあけ、深い呼吸とその雨音を楽しむことができる。

「平屋」という一つの空間でつながる住まい。

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寝室からリビング、お風呂やトイレも、すべてが平らにつながり、動線がスムーズなのが平屋の利点。

別室にいながら家族の存在も感じられ、家という一つの空間にさらにつながりを見せる。

住まいと庭もゆるやかにつながり、四季折々の表情を楽しむことができる。

「内」と「外」をつなげる、軒室内の天井と、屋外の軒が同色でつながっているので、リビングと庭を調和させる。

晴れた日は、軒室内に椅子を置いて日向ぼっこも気持ちいい。

「ずっと」が続く快適住まい。

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子育て中は家族のコミュニケーションが取りやすく、子育てには快適な住まい。

各部屋を通る風は、家族の風通しも良くしてくれることだろう。

大型収納を設けているので、家族の思い手の品が沢山詰め込める。

階段がないので、年をとってもストレスなく過ごせ、子どもたちが巣立ったあとも、2階を持て余すという心配もない。

ライフサイクルに対応する快適な機能性も魅力だが、なんといってもその広々とした空間が魅力。

各部屋のドアを開ければ、また新たな空間が生まれるのも平屋ならではの楽しみではないだろうか。

 

「casa piatto」の意味あるデザインは、そんな永年の満足を「意匠」している。