建築好き必見!映画『ル・コルビュジエとアイリーン追憶のヴィラ』の見どころとは?


Via:映画.com

本サイトでも度々取り上げている、国立西洋美術館(東京・上野)の建築家であり、言わずと知れた近代建築の巨匠、ル・コルビュジエ。

そんな彼と、インテリアデザイナーでもある女性建築家、アイリーン・グレイによる、二人の間の波乱万丈の物語を描いた映画『ル・コルビュジエとアイリーン追憶のヴィラ』2017年10月14日(土)よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次公開されています。

現在公開中のこの映画、建築好きには是非とも観ていただきたい見どころが満載!今回はあらすじとともにご紹介していきます。

二人の天才建築家の半生

Via : http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/

この映画の舞台は歴史の陰に覆い隠されてきたとある別荘。その別荘とは、南仏の海辺に建つ、建築史上に残る傑作「E.1027」。アイリーンが手掛けた建築でありながらも、長期にわたり近代建築の巨匠ル・コルビュジエの作とされてきたその建物では、ふたりの仲を決定的に引き裂いたとされる事件が巻き起こります。自由な発想と才能を発揮するアイリーンに対し、ル・コルビュジエの密やかな嫉妬と欲望、そしてアイリーンの知られざる恋愛模様を描いています。

美しすぎる建築とインテリア

Via : archdaily

今回一番の見どころはなんといっても美しすぎる建築とインテリア!二人が生きたモダニズム時代を存分に感じさせるインテリアの数々にうっとりしてしまいます。

Via : flickr.

「E.1027」のほか、2009年に史上最高額の約2,850万ドル(当時28億円相当)で落札された椅子「ドラゴン・チェア」など、アイリーンのデザインによるインテリアを実際に使用するというこだわりっぷりです。

圧巻の映像美

そして二人の天才建築家の人生を、より美しくドラマチックにしているのはなんといっても映像美。風景に合わせた服の色と、映像の美しさはどこを切り取っても絵画のようです。ファッションも合わせて注目してみると面白いかもしれません。

 

いかがでしたか?

建築好きには見応えたっぷりな内容のこの映画。映画を見てから彼らの建築をみると、より楽しめること間違いなしです。

作品情報

『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』
URL : http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/
上映開始日 : 2017年10月14日(土)
上映館:ル・シネマ他にて全国順次公開