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瀬戸内海に浮かぶ宿「guntû(ガンツウ)」が就航。建築家・堀部安嗣が設計を担当。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

会員制小型航空機チャーターサービスSKY TREK(スカイトレック)やせとうちシープレーンなどを運営する株式会社せとうちホールディングスは、2017年10月17日(火)「せとうちに浮かぶ小さな宿」をコンセプトにした宿泊型の客船「guntû(ガンツウ)」を就航。

「せとうちに浮かぶ小さな宿」がコンセプト

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

「guntû(ガンツウ)」は、「せとうちに浮かぶ小さな宿」をコンセプトにした宿泊型の客船。客室には木材を多用し、切妻の屋根、縁側など客船としては非常に珍しい特徴を持った船だ。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

船首の景色を180度独り占めする、ザ ガンツウスイート(約90平米)や、広々としたテラスを有するグランドスイート(約80平米)、露天風呂か内風呂かを選択できるテラススイート(約50平米)は、いずれも海に面したスイート仕様で、瀬戸内の景色と一体となって寛げる空間を提供する。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

広々とした縁側やデッキ、エステやボディケアを行うトリートメントルーム、大浴場などの共有スペースも充実している。

デザインは建築家・堀部安嗣

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

「guntû(ガンツウ)」のデザインは、多角形など幾何学をベースに魅力的な空間を構築する建築家・堀部安嗣の手によるもの。その端正なデザインは、本来無機質な印象の船を柔らかく優しい印象の建築へと昇華させている。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

素材の使い方も繊細で見事な堀部安嗣は、この「guntû(ガンツウ)」でも目の覚めるようなデザインを見せてくれる。白くモダンなエントランスから、温かみのある印象の共有スペースやレストラン、客室へと劇的な変化でゲストを迎える。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

穏やかな瀬戸内の風土に合う清々しい客室と空間により、目の前に広がる景色と一体となる感覚で瀬戸内を感じることができるだろう。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

建築が街にとってどうあるべきか、住む人にとってどうあるべきかという「建築物の存在意義」を大事にしている建築家・堀部安嗣の建築の清々しさや気取らなさ、温かさが表現され瀬戸内海のイメージと重なった。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

ありのままの瀬戸内、海だからこそわかる「せとうちの魅力」が伝わってくる。

瀬戸内の食材を活かした料理

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

オールインクルーシブで提供される食事は、東京「重よし」の佐藤憲三氏が監修。地元産の食材を調理し、その日の天候やお客様のお好みにあわせてご提供されるため「お好きなものを、お好きなときに、お好きなだけ」楽しむことができる。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

寿司カウンターでは「淡路島 亙(のぶ)」の坂本亙生氏監修による寿司を、ラウンジでは奈良の「樫舎(かしや)」喜多誠一郎氏監修による和菓子を目の前で作る。

Photo-Tetsuya Ito Courtesy of Setouchi Cruise

瀬戸内を「漂泊」しながら出合う食・文化・体験を通じて、付加価値の高い新たな船旅を創出、地域創生にも貢献していく。

 

瀬戸内海に広く生息するイシガニ(ワタリガニの一種)を表す尾道地方の方言が由来のguntû(ガンツウ)。その味わい深いカニのように時が経つほどに人々から愛され、瀬戸内の滋味を結び受け継がれていく。そんな船になっていくだろう。

guntû – ガンツウ

電話:03-6823-6055
URL : http://guntu.jp
住所:広島県尾道市浦崎町大平木1344−2

#casa 編集部

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