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スイス・バーゼルにあるヘルツォーク&ド・ムーロンによる建築5選。

ドイツとフランスと国境が接するスイス北西部の街・バーゼル。バーゼルはチューリッヒ、ジュネーヴに次ぎスイス第3の都市であり、世界中の著名建築家の建築作品が集まる街でもある。

そして、ヘルツォーク&ド・ムーロンの2人、ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンが生まれた街であり、活動拠点としているのがバーゼルだ。そのためバーゼルにはヘルツォーク&ド・ムーロンの建築が数多くあり、街を歩いているだけで見かけることになる。そんなバーゼルのヘルツォーク&ド・ムーロンの建築作品を紹介する。

鉄道の信号舎「シグナル・ボックス」

鉄道の信号舎である「シグナル・ボックス」は、ヘルツォーク&ド・ムーロンの名を世界中に知らしめた初期の作品。細かくねじ曲がった銅板のルーバーが、日光の室内への干渉を緩やかに制御しながら、見るものの位置や時間によって多様な表情を見せる。また、銅板の経年変化も期待していて移りゆくファサードもおもしろい。

Stellwerk auf dem Wolf – シグナル・ボックス

住所 : Münchensteinerstrasse 115, 4052 Basel, Swiss

アート作品の展示と保管を両立する「シャラウガー・ローレンツ財団美術館」

シャラウガーとはドイツ語で「見る」ことと「倉庫」の造語であり、巨大化し増え続けるアート作品の展示と保管を両立する美術館本来の役割を果たすのが「シャラウガー・ローレンツ財団美術館」だ。建築というよりはプロダクトデザインにも思えてくるような強烈なインパクトのファサードを持っている。

Laurenz-Stiftung Schaulager – シャラウガー・ローレンツ財団美術館

URL : http://www.schaulager.org
住所 : Ruchfeldstrasse 12, 4142 Münchenstein, Switzerland

巨大な宇宙船のような「メッセ・バーゼル展示場」

バーゼルの街の中心部にある巨大な宇宙船のような建築「メッセ・バーゼル展示場」は、2500人を収容するイベントスペースや天井の高い展示室を備える。網目のようなアルミニウムが多様な表情をもたらすファサードが特徴的だ。

トラムの駅にもなっているピロティには円形のヴォイドがあり、そこから差し込む自然光が周囲を照らす。

アルミニウムの網目がCGのようにも見えてくる繊細でダイナミックな建築だ。

Messe Basel New Hall – メッセ バーゼル展示場

製薬会社の本社ビル「ロシュ本社ビル」

バーゼルの街では一際高く目立つ高層ビルは、ロシュという製薬会社の本社ビルだ。この「ロシュ本社ビル」は上階に行くほどフロア面積が小さくなる特徴的な形をしている。

Roche Head Quarter Office – ロシュ本社ビル

URL : http://www.roche.com
住所 : Grenzacherstrasse, Basel, , Switzerland

ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の集合住宅

フランス側の鉄道駅の脇にある集合住宅もヘルツォーク&ド・ムーロン の設計。低層部分はスーパーマーケットや歯科医院などテナントが入居している。

Südpark Dienstleistung

住所 : Meret Oppenheim-Strasse 62, 4053 Basel, Switzerland

 

ここで紹介したものはバーゼルにあるヘルツォーク&ド・ムーロン建築の一部で、これら以外にも病院建築や機関車車庫、集合住宅などたくさんある。ヘルツォーク&ド・ムーロンの原点であり、ユニークな建築作品がここバーゼルにある。

大前洋輔

大前洋輔

空間だけでなく色々なモノやコトのデザインをしています。

建築と美味しい食べもの、南の島々を探しによく旅に出ます。

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いつまでも誰にとっても美しい、

シンプルな四角い家