nendoとコラボあり、和要素あり。ミラノサローネ2017で多彩な家具を展開する「Alias(アリアス)」2017.05.23Tue

1979年に設立されたイタリアのインテリアブランド「Alias(アリアス)」は、今までフィリップ·スタルクやジャスパー·モリソン、ジェームズ·アーヴィン、アルベルト·メダなど数多くの有名デザイナーと積極的にコラボレーションし、数々の名作を世に送り出して来た。日本ではカッシーナが取り扱うスパゲッティ・チェアなどで知られている。

ミラノサローネ2017でも変わらず斬新な作品を発表していて、興味深い展示だった。

モダンインテリアの代名詞的な役割のAlias(アリアス)

斬新とは言っても、今年のトレンド通り「ベーシック」「クラシカル」というところは外していないし、ディテールまでしっかりとデザインされている家具が多い。写真のテーブルも天板裏などが、中央に向かってテーパードされていて薄く見えるように工夫されている。

ハイバックのソファなどもすっきりとした形は、デザインのお手本と言ったところでモダンインテリアの代名詞的な役割を担っている。

佐藤オオキ率いるnendoとのコラボ作品

過去に様々な有名デザイナーとコラボレーションして来たAlias(アリアス)が、今年タッグを組んだのが佐藤オオキ率いるnendoだ。これは、テーブルがそのまま溶け出し器にトランスフォームした「flow」という作品。

ミラノサローネ2017、nendoの最新作の記事はこちら『ミラノサローネ2017でnendoと佐藤オオキの11個の新作と個展「invisible outlines(見えない輪郭)」

可愛らしい形をしたソファ「okome」は、切り欠いたような丸い形を組み合わせてデザインされている。

和要素を取り入れたショールーム

Alias(アリアス)のアイコン的なプロダクトであるジャンドメニコ・ベロッティのデザインしたスパゲッティ・チェアがどこか日本的であるように、家具やブースには和要素が取り入れてあり、日本人から見ると親しみを感じる展示とデザインになっている。

植栽に楓を使っていたり、ラグがゴザのようなデザインになっていたり空間作りが絶妙だ。コテコテな和のデザインというよりも上手く日本的な要素を取り出し、再構築している。

 

スパゲッティ・チェアやタリアテッレ・チェアなどが真っ先に思い浮かぶAlias(アリアス)だが、今回のnendoとのコラボレーション作品を含めて斬新な最新作も見逃せない。現在はカッシーナ・グループの傘下に入っていることもあり、日本でも目にすることが増えそうだ。

casa amare

日本の伝統美を手本にした

「受け継がれる家」