天然素材を使った「casa carina」は住み手のセンスとこだわりが表れる商品住宅。

東北の住宅は寒冷地仕様で断熱など求められるスペックが高くなり、デザインが無難になりがちだ。

だが、casa carinaが踏襲する南欧・プロヴァンス風のデザインはここ日本、東北地方でも愛されている。

その宮城県石巻市の地に建ったcasa carinaを訪ねた。

クオリティの高さと手を入れる余白がある住宅

赤い瓦屋根にスイス漆喰を使ったcasa carinaの外壁など南欧の雰囲気が伝わってくる外観のデザイン。

内壁にも使われるそのスイス漆喰は太陽から降り注ぐ紫外線と反応して汚れを分解し、白さを保つ。

こんなにかわいい外観の住宅なら、庭に緑を入れたり駐車場にもワンポイントでアレンジを加えたりと住み手がこだわることができる部分が多い。

生活感が現れるキッチンなどの水周りも機能面はしっかりと計画されながらも好みの家具を置いたり、雑貨でデコレーションしてみたりと住み手が手を加えられる余白が用意されている。

無垢材の棚や雑貨が引き立つようになっているのも、白いキッチンや造作家具など住宅自体のデザインのクオリティが高いからだろう。

南欧風のデザイン+住み手のセンス

無垢材の床にスイス漆喰の壁、特徴的な建具など南欧風のデザインでありながら、そこに住まう人のセンスが光る家具が入るとより一層空間のクオリティが上がったように感じられる。

室内を見渡すと住み手がインテリアをコーディネートしやすい工夫がいっぱい。

飾り棚のように使うことができるニッチが色々なところに設けられていて、雑貨でスタイリングして白い壁にアクセントを加えている。

リビングやベッドルームだけでなく、水周りもちょっとオシャレな化粧品やポストカードでリゾートホテルのような雰囲気になっている。

空間によって照明を変えるとその雰囲気がより引き立つ。

スペースによって照明のデザインが異なっても、それが個性に変わるのがcasa carinaだ。

casa carinaを好きな人

南欧風の商品住宅「casa carina」は住み手のセンスやこだわりと引き出してくれる住宅だ。

ナチュラルな雰囲気が好きで、衣服だけでなく身の回りの家具や雑貨も自分でこだわって選びたい、そんな人がオーナーになることが多い。

南欧風のデザインや自然素材を使った素材感がスタイリングをより楽しくさせる、住み手と家の距離が近くなる。

それがcasa carinaの魅力で、センスやこだわりのあるオーナーさんを惹きつけている。