気温と体感温度の違いがわかる!断熱性能の高い「casa sole」の快適な暮らし。

ドイツ生まれの「パッシブハウス」という住宅思想。ドイツでは2002年に原子力エネルギーの規制する法案が実地され、それと同時に住宅を建てる際に新たな省エネ基準が設けられた。こうしたエネルギー事情などを背景にドイツでは「パッシブハウス」という新しい家づくりの考え方が生まれ、今日では定着しつつある。

日本ではまだ聞きなれない言葉だが、パッシブ(受動的)に対しアクティブ(活発)として、エアコンの電気代、原子力発電など〝省エネ〟や〝エコ〟といった観点から見直されてきている。こうした22世紀の環境に向けた家造りをいち早く取り入れたのが「casa sole」だ。

では、特にどういった点が「パッシブハウス」と呼べるものなのか見ていきたい。

断熱性能が高いパッシブハウスは、通常の家と体感温度が違う!

003

パッシブハウスで暮らす人々が、他の住宅との違いを口を揃えて話すのは〝体感温度〟。

例えば、断熱性能の低い住宅では真夏に暖房をつけるとその付近は暖かいが、窓際は寒いということがある。しかし、パッシブハウスなら壁の厚さ、柱の太さ、三重のガラス窓など、通常の家とは比べものにならないほどの高スペックな機密性能を取り入れているため、温度計の示す数字よりも冬は暖かく夏は涼しく感じ、家全体がほとんど同じ室内温度が保たれる。

一晩でも高機密住宅で過ごしていただくとわかりやすいが、例えば夜一度温めた室内は、翌朝まで温度が〝保たれる〟。また、沢山のエネルギーを要しているわけではないので、空気が澄んでいることにも驚く。

「パッシブハウス」=高スペックな住宅性能。

äOïtÉuÉâÉCÉìÉháB

パッシブハウスは、住宅の性能が厳格な数値でいくつも定められている。これらの基準は簡単なものではなく設計士をはじめ専門的なレクチャーを受けて習得できるもの。

パッシブ思想の「casa sole」は日本の次世代省エネ基準をはるかに超える性能を搭載した高スペックな住宅だ。整流板の付いている、スリムでスッキリとしたデザインのレンジフードや、トリプルサッシが採用された窓、断熱性だけでなく防音・結露対策としても優れた性能を発揮している。

日本に昔からある〝よしず〟の役割をする外付ブラインドは、夏場には暑い日差しをカットする遮断の役割をもち、冬には防寒の役目をはたしている。(※ブラインドはオプションとなります。)

住環境における〝アクティブ〟というネガティブな言葉もポジティブに変える太陽光発電システム。

ÉLÉbÉ`ÉìáA

「casa sole」はパッシッブの基本を踏まえながら、「太陽光発電」をはじめとしたアクティブ要素も取り入れている。太陽光発電が標準で装備されている「casa sole」では、2.7kwのソーラーパネルを基本とし「エコキュート」、「ALL電化」が組み合わされたエコ住宅だ。

太陽光発電は自家発電だけでなく、余った電気の買取など家計に優しいポジティブ要素。設置には高額な費用がかかると思われる方も少ないとおもうが、実は市町村など自治体で補助金を出してくれるところもある。ちなみに、ソーラーパネルの設置角度は夏至と冬至の中間をとった30度が理想とされている。こうした設置角度はもとより、最も効率良く発電できるような家づくりがなされてるのも嬉しい。

 

「casa sole」は、〝省エネ〟や〝エコ〟といった観点の「パッシブハウス」であり、22世紀の自然環境・住環境に向け「アクティブ」な活動を取り入れる、現実的な未来型の住宅と呼べるかもしれない。