casa

casa amareに住む100年。日本的なガーデニング「庭いじりを満喫する家」に住む家族の話。

三×八間(五・四六×14.56m)は、平均的な間取りに加え、

趣味の部屋や仕事の部屋など家族の個性に合わせたスペースを設けることもできる。

縁側や土間といった、内と外がつながる構成もしやすい。

この「三×八間」の広さの「casa amare」にガーデニングを取り入れ、

内と外のつながりを満喫するMさんにお話を伺ってみた。

内・外をつなぐ「和風ガーデニング」。

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ー見事に家の内と外がマッチしていますね!

実は妻がガーデニングが趣味でして、イギリス仕込みの本格派です。笑

これが「casa amare」に引っ越してきたからは、日本的な「庭いじり」に変貌しました。

 

ー「和風ガーデニング」をつくるきっかけは何だったのでしょうか?

ことの発端は、妻がリビングと土間に面した窓側にテラスをつくりたいと言い出したことでした。

テラスといっても、完全な様式のウッドデッキではなく、

テラスというよりは「濡れ縁」に近いものをイメージしていたようです。

松尾芭蕉の句に習う庭造り。

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ー立派なお庭ですね。

庭にはもともと植裁がありました。

そこに大きな落葉樹を植え、手前には背の低い常緑樹や小さな花の咲く木を植え始めました。

濡れ縁に座って眺める景色は、完全に日本情緒の方にイメージは振れていきました。

妻はせっせと生け垣をつくって、しまいには濡れ縁に盆栽を置くまでになりました。

 

ーこんなに美しいお庭なら外から見て足を止める人もいるのでは?

はい。まさに松尾芭蕉の句のようですよ。

「よくみれば なずな花咲く 垣根かな」と詠んだように、

通りゆく人たちのなかには、ちらほらと我が家の前で足を止める人もいます。

日常空間に溶け込む、非日常的な美しさ。

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ー日常空間に溶け込む、非日常的な美しさですよね。

芭蕉は理屈っぽい句や風流ぶった句を「思い句」として疎んじましたが、その対極にあるのは「軽み」です。

「軽み」とは、日常性に即しながらも日常的に卑俗にならず、なおかつ日常性を飛び越えることらしいですね。

 

ー日本らしい独特の空間の間を感じますね。

手前味噌かもしれませんが妻の「庭造り」にはそんな「軽み」の気配も感じますし、

この庭は家が年を重ねるにつれ程よい風情をもたらしてくれます。

 

ありがとうございます。

 

つくばいの置いてあった土間に椅子とテーブルを置き、

庭の鑑賞スペースとして活用しているMさん邸。

日がよく当たるその場所はまさに「特等席」といった空間だった。

#casa 編集部

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日本の伝統美を手本にした

「受け継がれる家」