高い入居率と収益性を両立させた戸建賃貸住宅、カシータネットワークが提案する「casita」

よい賃貸住宅を建てれば入居率は上がる。それは誰にでもわかることだ。

しかし、コストをかけすぎては収益率が下がってしまう。

そのため、なかなか高性能な賃貸住宅は増えなかった。

が、その流れを変えたのが「casita」だ。

 

2011年、casitaを販売開始。

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戸建賃貸住宅は、アパート、マンションに比べると供給が少なかったため、借り手の潜在需要が見込めると考えられていた。

カーサ・プロジェクトの加盟工務店では、今までにないハイセンス&ハイグレードな戸建賃貸住宅「casita」を考案。土地所有者への売り込みを進め、2011年に販売開始。年々、着工件数を伸ばしてきた。

casitaは、木目調の壁面や白い門型の枠をつけた玄関など、外観のデザイン性の高さのほか、設備のグレードの高さでも人気を博している。システムキッチン、IHヒーターなども標準装備、耐震性も国の制定する「長期優良住宅」の基準を満たしている。入居者に喜ばれることは間違いなく、ほとんどの物件が竣工前に満室になるほどの人気ぶりだが、経営する側にとってはどうなのだろう。

いかにもコストがかかりそうなこの住宅で、果たして採算はとれるのだろうか。

 

人気のハイグレード賃貸がローコストで!

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casitaの建築費は、標準的な90㎡の2階建て3LDKを建てた場合、900万円台になる。

この価格だと、オーナーが土地取得費用を含めても月額9万円程度の賃料で賃貸できる設定なのだという。

もちろん、土地取得には地域差が大きいので、全国どこでも9万円というわけにはいかないが、物件のクオリティーを考えれば、借り手にとってはかなり魅力的な賃料と言えるだろう。経営する側にとっても、このコストでこれだけの高品質な賃貸住宅が建てられるのは、耳よりな話だ。

高品質であれば、入居者も入りやすいし、余分な修繕費用もかからない。

casitaを建築したいと希望する土地所有者が増えるのは道理だった。

 

節税効果もあり、収益性の高い賃貸経営に関心は高い

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現在、地主やオーナーは各地の不動産管理会社に依頼してcasa projectの紹介を受けている。

入居者が入りやすく、収益率のいい商品だと聞けば関心をもつ人は多い。

土地所有者の間では、節税効果のある賃貸住宅への投資熱は高まっている。所有している土地に賃貸住宅を建てると借家権が生じるため、土地や建物の売買が自由にできなくなるため、土地の評価額が下がり固定資産税を節税することができるのだ。

節税効果もあるうえに、賃貸経営での収益性も高いcasitaは、賃貸住宅経営者にとっても大きな魅力をもった、今後伸びそうな商品であると同時に、「より快適なくらし」を求める人たちにとっても福音となるに違いない。

 

 

「賃貸」といえば、アパートかマンションという時代は過去のものになるのかもしれない。

casitaの合理的かつ志の高い考え方を知るにつけそう思わずにいられない。

これからの時代、住むにも建てるにも「戸建賃貸住宅」は要注目だ。