「casa sole」のように太陽光発電パネルを設置したい!それって高いのか安いのか!?

近年は、町を歩いていても太陽光発電パネルを屋根にのせている家をかなり見かけるようになった。

テレビCMもよく見かける。

となれば、そろそろ我が家も考えようか、という気にはなってくるものの。

なんと言っても気になるのは価格だ。実際のところ、太陽光発電パネルを取り付けるのにはいくらかかるのだろうか。

 

まずは、家庭での電力使用量を知ろう!

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太陽光発電パネルの設置にかかる費用は、当然のことながら、どの程度の発電量を求めるかによって違ってくる。

発電量を多くするためには、パネルの面積も広くなり、当然それだけ費用はかさむ。

太陽光発電協会の調査によると、太陽電池容量1kwあたりの年間発電量は約1000kwh。一般的な家庭一世帯の年間消費電力量は5500kwhというから、1kwの太陽電池を5つ設置すれば家庭で使用する電気はほぼまかなえるという計算が成り立つ。実際には、すべての電力を太陽光発電でまかなうという一般家庭は少なく、3~3.5kwくらいの太陽電池容量にしている場合が多いようだ。

 

年々下がり続けている太陽光発電システムの導入費用

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では1kw容量の太陽電池を設置するのに、いくらかかるのかというと、価格.comで調べてみると、2013年の段階では、「1kWあたり41万円、50万円」が相場となっている。

たとえば、3.5kWの太陽電池容量をもった太陽光発電システムを導入する場合、その初期費用と工事費はあわせて[41万円×3.5=143.5万円]または、[50万円×3.5=175.0万円]となる。

なぜ「Ikwあたり41万円または50万円」なのかというと、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)から給付される補助金が、2013年度の場合、1kWあたり41万円以下、もしくは50万円以下の太陽光発電システムの導入に限定して給付されるからだ。

つまり、導入価格が1kWあたり60万円だとしたら、補助金制度は利用できなくなってしまう。そこで、販売施工会社は1kWあたり41万円以下、もしくは50万円以下で、工事費も含めて見積もり書を作成せざる得ないのだ。

 

いずれは標準装備が普通になるかも?

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なお、この補助金交付の上限額は、2010年度は65万円以下、2011年は60万円以下、2012年度は47.5万円以下で、年々下落傾向にある。この傾向が続けば、ますます太陽光発電は、多くの家庭にとって手の届くものになってきそうだ。

振り返ってみれば、1993年当時の太陽光発電システム導入費用は、1kWあたり370万円もしていた。それがここまで導入費用が下がってきたのだ。

一昔前は、高嶺の花だった食器洗浄機も今では標準装備の家も多いように、太陽光発電システムも、家を建てるときに選べるオプションのひとつ、という位置づけになってくる日も遠くなさそうだ。技術の進歩による価格の下落は、太陽光発電システムにも及んでいるのだ。

そうなったとき、いち早く太陽光発電システムを標準装備にしたcasa soleの先進性は、改めて評価されるのかもしれない。

 

 

予想以上に、手の届きそうな価格になっている太陽光発電。

ましてや、casa soleのように標準装備となれば、導入のハードルはぐっと低くなりそうだ。