一般家庭で太陽光発電を導入した場合、どのくらい節約になるの?

「日本一エコな家」として注目を集めているcasa sole。

とくに標準装備となっている太陽光発電システムに寄せられる期待は大きいが、

実際のところ、一般家庭で太陽光発電を導入して、どの程度の光熱費が節約できるのだろうか?

その気になるところ、をシュミレートしてみた。

 

電力依存体質の現代の生活

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平成20年の調査(総務省・統計局の家計調査)によると、2人以上の家庭による水道・光熱費の平均月額は、22,666円。この中で、ガス、電気が約20,000円を占めると言われている。

光熱費の中には、冬場の暖房にかかる費用も大きいが、灯油やプロパンガスの比率は年々下がってきており、それに代わってうなぎのぼりなのが電気だ。暖房だけではない。近年、キッチン、風呂などのオール電化が進んできた。とくに高齢者のいる家庭では、火の不始末による火災防止のために電化を進める傾向にある。

その結果、平成20年の各家庭の電気代は、平成元年と比較すると、6割程度の増加となっている。金額にすると、電気代+ガス代で約20,000円強を、一般家庭で負担していることになる。

同年の家計調査によると、保健医療は月額11,593円、教育・教養娯楽費が月額52,179円、交通・通信費が48,259円となっていることからも、他の費目と比較しても光熱費の負担は軽くないことがわかる。

 

「電気代80%節約可能」のリアリティー

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太陽光発電のパイオニアである京セラの試算によると、太陽光発電を導入する際に、オール電化に切り替えることによって、それまでは20,000円強かかっていた電気代+ガス代が、電気代4,000円程度のみに抑えられるという。じつに80%の節約! 本当にそんなおいしい話があるのだろうか、と疑いたくもなる。

もちろん、ソーラーパネルの面積や家の立地、気候など可変要素はある。すべての家庭で「80%節約可能」とうたってしまっては誇大広告になりかねない。が、目安としてはそのくらいの効果は期待できる、とは言っていいだろう。

自宅で使う分の電気を太陽光発電でまかなうだけでなく、断熱性に優れたcasa soleの場合は、そもそも冬場でもそれほど暖房の必要がないため、電力使用量を抑えることができ、太陽光発電の電力が余ることもあり得るそうだ。その際は、電力会社に電力を買い取ってもらうことも可能なので、さらに電気代は節約できることになる。そう考えれば、80%節約可能は、決して絵に描いた餅ではないと感じられる。

 

「太陽光発電標準装備」という考え方を選ぶ

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ただし、今までは太陽光発電の導入にかかる費用がネックとなっていた。

近年はかなり手が届きやすい価格になってきたとはいえ、2005年の時点で太陽電池容量1kwあたり66.1万円。一般家庭では3kw程度のものを設置すれば、家庭の電気使用量の半分以上はまかなえると言われているが、つまり設置時に200万円近い出費を覚悟しなければならなかった。

太陽光発電の導入で、月額2万円かかっていた電気代の80%節約に成功したとして、年間192,000円ういても、200万を減価償却するには、10年以上かかる計算だ。

しかし、casa soleのように太陽光発電が標準装備されていれば、「家の建築費」に太陽光発電を含んでいるので、負担感がない。太陽光発電標準装備という考え方の家=casa soleを選ぶかどうか、を選択すればよいのだから。

 

 

太陽光発電による電気代の節約は、かなり大きな魅力だ。

そして、それがcasa soleという魅力ある住宅の一部としてついてくる、ということは

家を建てると同時に、「エコな暮らし」を選ぶことにもなる、それが最大の魅力なのではないだろうか。