ポップなインテリアが白い空間に映える!馴染みのカフェのようなcasa cube

広々した一体感のある空間がcasa cubeの魅力ではある。が、この家ほどいい意味で「ただの箱」的な使い方をしている例は珍しい。家族が集まり、仲間が集まることを第一に考えた結果、このシンプルさにたどりついた藤村家を見せてもらった。

 

casa cubeを選んだ決め手「デザイン性の高さ」

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「白くて四角い」、それがcasa cubeのトレードマーク。藤村家もその例外ではない。奥さまの夕香理さんは、ホームページで初めてcasa cubeに出会った瞬間、その外観に一目ぼれだったという。その思いはご主人の慎也さんも同じ。2人がほれこんだデザイン性の高い家が、調べてみたら思った以上にリーズナブルな価格で手に入ることがわかり、「すぐに心が決まりました。」

 

夫婦それぞれの好みが家にしっくり溶け込んだ統一感のあるリビング

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エントランスからリビングに入ると、右手に2階へのぼる階段が見え、真正面にはcasa cubeの特徴であるスリット窓があり、柔らかい光が部屋に射し込んでいる。リビングの入口あたりは吹き抜けにもなっているので、天窓からの光も降り注ぎ、天気のよい日はサンルームにでもいるような明るさと暖かさだ。

左手に視線を移すと、ズドンと一番奥のキッチンまでが見渡せるフラットなスペースになっている。ダイニングとキッチンのわずかな仕切り以外はなにも遮るものがなく、実際の面積以上に広々と見える。

リビングに置かれたソファやローテーブルは部屋の雰囲気に溶け込む白を基調としているので、なおさら空間を広々と見せているが、ソファに置かれたクッションやダイニングテーブルにかけられたクロスには、ビビットな赤を使っていてなんともメリハリのついた部屋になっている。

「デザイン性の高さ」でcasa cubeを選んだというだけあって、藤村さん夫妻、デザインへのこだわりはなかなかのものだ。「インテリアの統一感を考えているわけではなく、夫婦それぞれが気に入ったものを飾っているんですが、部屋自体が白で統一されているからか、案外しっくり溶け込むんですよ。」と慎也さんは言う。

 

スタイリッシュな暮らしを支える頼もしい収納

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あまりにも広々と開放的な造りのリビングダイニングで、これでは夕香理さんはおかたづけにかなりの労力を割いているのでは? と案じたが、それがそうでもないのだという。「シンプルな造りでも、驚くほど収納が充実しているんです。私の趣味のダイビングや野球の道具も、妻が集めている食器もすっきりとかたづくんですよ。」と満足げな慎也さん。藤村さん夫妻は趣味が多く、物も増えがち。おまけに子どもも2人いるとなると、どうしても部屋の中がごちゃごちゃしがちだったそうだが、casa cubeに住んでからは、目につく部分がごちゃつくことはなくなったと言う。

 

スリット窓からの光で階段も明るく、2階とリビングとの一体感を損なわない

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ほとんどの時間をリビングで家族いっしょに過ごしている藤村家だが、子ども達は2階にある自分たちの部屋も大のお気に入り。2階に上る階段もリビングから見え、階段からもリビングにいる家族が見えるので、2階と行き来するのも寂しくないし、怖くない。子ども達が成長すれば、2階で過ごす時間も増えてはいくだろうが、それでも一歩部屋を出れば、リビングとのつながりが感じられるこの造りは、家族の一体感をこの先もずっと維持してくれそうだ。

 

「プライバシーはまだ不要」開放的な子ども部屋

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階段を昇りきると、フリースペースから大きな収納の前を通った先に、夫婦の寝室がある。子ども部屋は、寝室の隣にあるが、壁や扉がない。いわば、寝室への通り道になっているのだ。「casa cubeの魅力のひとつが間取りに柔軟性があるところ。」という慎也さん。子ども達が成長してプライバシーを保つ必要が出てくるまではこれでよいのだろう。子どもの成長に合わせて家も変わっていける、それがcasa cubeには可能なのだ。

今は、パパやママからも丸見えの開放的な子ども部屋は、真っ白い壁に動物たちが行進しているようなカッティングシートが貼られ、楽しい雰囲気になっている。デスク下の収納もリビングと同じ赤のアクセント。1階と2階でも、リビングと子ども部屋でも、流れている空気は同じだ。

 

現在は、コーヒーショップに勤めているという夕香理さんは、「この家が、みんなにとって馴染みのカフェのような場所になるといいな、と思っているんです。家族にとっても、友人たちにとっても、くつろげる場所、ほっとできる場所になれたらいいな、と。」と言う。

夕香理さんが料理好きなこともあり、もともと友人たちが集まってホームパーティーをする機会は多かった藤村家だが、casa cubeに住むようになってからその回数は激増。「この家は、人が集まりやすいデザインになっているみたいです。」と慎也さんは笑う。

家族とも仲間とも一体感を感じられる、それは家だけでなく、藤村夫妻のもっている雰囲気あってこそ、なのだろう。